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22日、後楽園ホールで開催された「Mega fight56」のメインでは、日本スーパーウエルター級6位の井上岳志(26=ワールドスポーツ)と同級10位エルフェロス・ベガ(31=平石)が対戦。互いにランク上位進出を懸けた8回戦は、井上が左ボディから右ストレートを好打すればベガも左右のアッパーで応戦し、一進一退の打ち合いが繰り広げられた。
ベガのアッパーも最後まで光った
フルラウンドまでもつれ込んだ試合は、決定打こそ奪えなかったが、序盤の有効打とラストスパートで上回った井上が77-76,78-75,78-74の判定3-0で辛勝した。
タイトルまで駆け上がると井上
「スカッと勝ちたかったが、いつものようにリキんでしまった。相手のアッパーも攻略できなかった」と試合後に反省した井上だが、それでも負けなしの6連勝を飾り、ランカー対決を制したことでタイトル挑戦に一歩前進。「なかなか倒すことはできないが、身についているものもある」と今後の精進を誓い、今年中に王座挑戦を実現させたいと抱負を語った。