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大阪市内のエディアリーナ大阪(大阪府立体育会館第2競技場)で22日、ハラダジム主催のイベント「FIGHTING BEAT BOXING」が開催された。メインでは日本ライトフライ級1位の久田哲也(31=ハラダ)がインドネシア同級6位のアルディ・テファ(30)を迎えてライトフライ級10回戦を行った。トップコンデンターに上り詰めた久田がタイトル挑戦に弾みをつける快勝で会場を沸かせた。
予定通りの快勝
試合は序盤、久田は冷静にテファの軌道を見極める。対して、テファは単発ながら強烈なフックを振るう。3ラウンドから距離を掌握したい久田が左ボディを連打しテファの動きを止めにかかる。それでもテファは手数を返すが、精度が落ち久田が完全にペースを握る。すると5ラウンド、久田がボディを連打したところでテファが自ら膝をつきダウン。そのまま10カウントを聞かせた久田がKOで勝利。
タイトル戦がやりたい
試合後、控室に戻った久田は「良いボディが入っていたし、効いていたのはわかっていたのですが、タフでしたねえ」と会心の笑み。「(相手の)映像は見ていたのでボディで崩して左フックで倒す予定でした。左は中々あたらなかったですが、まあ、予定通りです」と納得の表情。「タイトル戦が出来たらいいですね、今のままでは(日本ライトフライ級王者の)拳四朗(BMB)選手には勝てないので、全力でボクシングに向き合えるように、これからも頑張ります」とタイトル戦に意欲をみせた。
原田実雄会長
原田実雄会長は「チャンピオンの方にはオファーは出している。受けてくれたらええんやけどね。やるんやったら次にでもやりたい気持ちはある。ええ勝負になると思う」と自信をみせた。