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大阪市内のエディオンアリーナ大阪で17日、日本スーパーウェルター級タイトルマッチが開催された。王者の野中悠樹(38=井岡弘樹)は4度目の防衛戦、挑戦者で同級1位の清水優人(28=木更津グリーンベイ)は初のタイトル挑戦。試合は王者の野中がベテランの味を存分に発揮する結果となった。
4度目の防衛に成功
試合は、王者の野中が、最後まで挑戦者の清水に的を絞らせない老獪なボディワークをみせる。序盤、清水は左フックを狙うが野中の右ジャブに距離を合わせられず苦戦。逆に野中は右ジャブを上下に散らし足を使うとノーモーションの左を的確にあて終始試合をコントロール。途中採点は2-0と野中を支持。後半、接近し細かいパンチを繰り出す清水だが、野中を捕まえることは出来ず。野中が判定で4度目の防衛に成功。
つながった
試合後、大勢の支援者、ファンと記念撮影に収まった野中は「倒したかったですが、まあ、練習していたことは出来たので良かったです。相手も根性を見せていたので良い試合になったんじゃないですかね。まだまだ、世界っていうのは難しいと思いますが、東洋太平洋や、強い選手とやっていきたいです。今日は繋がったことが1番です。ありがとうございます」と笑顔で会見を締めた。
やりたいことができなかった
一方、悔しい敗戦となった清水は「チャンピオンはうまかったですね。左フックを狙っていましたが、あてさせてもらえませんでした。判定には納得しています。少し時間はかかると思いますが、これからもボクシングは続けていきます。また、頑張ります」と淡々と語った。