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元日本スーパーライト級、元東洋太平洋ウェルター級王者で現在はWBC世界スーパーウェルター級22位にランクされる亀海喜寛(33=帝拳)は15日(日本時間16日)、米国カリフォルニア州ロサンゼルスのベラスコ・シアターで元世界ランカーのヘスス・ソト・カラス(33=メキシコ)と対戦。初回から果敢に打ち合った亀海だが、三者三様の10回引き分けに終わった。
左:亀海 右:カラス
乱打戦で強みを発揮するカラスに対し、亀海もスタート時から一歩も引かずに打ち合いを挑んだ。2回にバッティングで右目上をカットした亀海だが、それで怯むことはなかった。大きなパンチを振ってくるカラスをボディブローを含めた正確な左右で迎え撃ち、両者は意地の張り合いのような壮絶な打撃戦を展開。チケットは売り切れ、追加販売したほどの人気カードは、期待に違わぬエキサイティングな戦いに場内は湧きに湧いた。ふたりは最後までKOを狙ってパンチを出し続けたが、決着はつかなかった。採点はひとりが97対93で亀海を支持したが、逆にもうひとりは96対94でカラス、残るひとりは95対95のイーブンだった。亀海は31戦26勝(23KO)3敗2分、これが2年ぶりの実戦だったカラスは43戦28勝(18KO)10敗4分1無効試合。
セミではライトヘビー級の世界ランカー、ビャチェスラフ・シャブランスキー(ウクライナ/米)がデリック・フィンドリー(米)に3回終了TKO勝ちを収めた。3回にダウンを奪い相手を棄権に追い込んだシャブランスキーは16戦全勝(13KO)、フィンドリーは44戦23勝(15KO)19敗1分1無効試合。
セミではライトヘビー級の世界ランカー、ビャチェスラフ・シャブランスキー(ウクライナ/米)がデリック・フィンドリー(米)に3回終了TKO勝ちを収めた。3回にダウンを奪い相手を棄権に追い込んだシャブランスキーは16戦全勝(13KO)、フィンドリーは44戦23勝(15KO)19敗1分1無効試合。