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10日、埼玉・草加市文化会館ではスパイダー根本ジム初の主催興行「熱闘女子BOXING」が開催。元日本フェザー級王者の根本重光会長と親交の深い元世界王者のガッツ石松氏がお祝いに駆けつけ、同時期に活躍した根本会長を戦友と紹介した。
S根本ジムの日向野は判定勝ち
また、埼玉繋がりで春日部市出身のWBA世界Sフェザー級スーパー王者の内山高志(ワタナベ)が直筆サインしたグローブやポスターの抽選会などもあり、ガッツ氏のサイン会と合わせてイベントはより賑やかなものになった。
宮尾は打たせずに打つスタイルで快勝
試合は全10試合で行われ、後半4試合に女子のカードが組まれた。セミは昨年10月の統一戦で王座から陥落した前WBA女子世界Lミニマム級王者・宮尾綾香(32=大橋)の再起戦。
再起戦は緊張したと宮尾
世界挑戦経験者のクリカノック・アイランドムエタイ(32=タイ)を抜群のスピードで寄せ付けず、3回にワンツーの連打でダウンを奪うと次の回でレフェリーストップを呼び込み快勝。試合後には再起成功に安堵し、世界王座返り咲きを力強く誓った。
柴田もワンサイドで圧勝!
メインには現IBF女子世界Lフライ級王者・柴田直子(35=ワールドS)が登場し、11戦8勝(2KO)3敗のタヌトーン・ソー・クンラオン(タイ)と対戦。18歳のタヌトーンを初回から一方的に攻め続け、3度のダウンを奪い3回TKO勝ち。ノンタイトル戦ながら王者の貫禄を見せつけた。
もっと進化したいと35歳の柴田
夏にも指名挑戦者でOPBF東洋太平洋同級王者の竹中佳(高砂)を迎え、5度目の防衛戦を予定している柴田は、「やってきたことを色々と試せて楽しかった」と喜び、竹中との試合が決まれば敵地開催も辞さず、女子を盛り上げたいと話した。