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16日、後楽園ホールで開催された「ゴールデンチャイルド116」のメインイベント、フェザー級8回戦には元日本Sバンタム級王者・大竹秀典(34=金子)が出場。サターントゥン・ソーバンカル(タイ)と拳を交えた。初回、再び世界を目指す大竹が鋭いジャブで早くも主導権を握った。
あぶなげない勝利
大竹はジャブを散らし先手を取ると2ラウンド、圧力を強めサターントゥンを後退させる。最後は右ストレートでコーナーに詰めて連打を繰り出すとサターントゥンはたまらずダウン。10カウントが数え上げられた。
もう少し試したかったと大竹
汗をかく前に試合を終わらせた大竹は「まだ体が温まる前に試合が終わってしまった。スピードやパワーをアピールしたかったが今日の試合では成果のほどはわからない」と相手の役不足に苦笑い。2度目の世界挑戦を目指す大竹だが「すぐに世界戦ができないのであれば外国人の世界ランカーや日本タイトルも視野に入れていきたい」とモチベーションの上がる相手との対戦を希望した。
金子賢司トレーナー
大竹を担当する金子賢司トレーナーは「色々なことを教えているが試合ではまだ6割しか出せていない。目の前の課題をコツコツとクリアしてチャンスを待ちたい」と今後の展望を口にした。