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3月4日、島津アリーナ京都で開催される「ワールドプレミアムボクシング23」でWBC世界Lフライ級王者・木村悠(34=帝拳)に挑戦する同級5位・ガニガン・ロペス(34=メキシコ)が報道陣に向けて練習を公開した。これが2度目の世界挑戦になるロペスは「12ラウンド戦う準備をしてきた。クレバーに戦いプレッシャーをかけていく」と静かに闘志を燃やした。
※試合の模様は3月4日(金)、夜5時から7時45分まで第一試合から木村対ロペス戦までをCS日テレジータスで生中継の予定。
※試合の模様は3月4日(金)、夜5時から7時45分まで第一試合から木村対ロペス戦までをCS日テレジータスで生中継の予定。
練習前の会見
来日して3日目になるロペスは「メキシコを出る時に万全の体調にしてきた。高地トレーニングでパワーと持久力を付けてきて、ウェイトも残り1kgで調子が良い」と調整が順調なことを強調。過去に元WBA世界ミニマム級王者の新井田豊氏のスパーリングパートナーを務め、今回が6度目で7年ぶりの来日となる。木村の印象を「スピードがあってクレバーな良いチャンピオン」と評価し、その上で「当日は自分のスタイルを貫きクレバーに戦う」と意気込んだ。
接近戦での反復練習
会見後に行われた練習では試合直前ということもあり、スパーリングは行わず。シャドーボクシングで体を慣らした後、実兄であるラウロ・ロペストレーナーを相手にグローブを着けてコンビネーションの確認を3ラウンド。接近戦での左右のボディアッパー、さらにブロッキングを重点的に反復練習していた。その後、サンドバッグを1ラウンド、ダブルのパンチングボールを2ラウンド消化し軽めの調整となった。
サンドバッグは軽めに打ち込む
ロペスの練習を見守った小山和博トレーナーは「大学でボクシングを教えているだけあって、何でもできるタイプで引き出しも多い。距離を詰めてきそうだが、木村にとってはそっちの方がやりやすい。映像で観た印象と変わらないので、あとはリングに上がってからですね」と感想を口にした。
リズム良く叩いていた
普段はメキシコのアメカメカ市でディレクターとしてスポーツ局に勤務。さらに2年前から準公務員として大学で週に5回、授業としてボクシングを教えているというロペス。大好きだという日本で悲願のベルト奪取を狙う。
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