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昨年末の世界戦で1位ワルリト・パレナス(比)を2回TKOで下し初防衛に成功したWBO世界Sフライ級王者・井上尚弥(22=大橋)と、同じく初防衛をはたした東洋太平洋同級王者の弟・拓真(20)の祝勝会が21日、地元の神奈川・海老名市内のホテルに300人ほどが集まり盛大に開かれた。
盛大に開かれた祝勝会
井上尚弥の次戦について大橋秀行会長は、5月の日本開催で指名挑戦者の1位デビッド・カルモナ(24=メキシコ)と決定したことを明かした。井上はすでにバンタム、フェザー級の日本ランカーを相手に実戦練習を行い、パワー強化に取り組んでいる。「同じ階級ではスピードを落とすことなく力負けしないはず」と自信を示した。
カルモナは、13年12月の前王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)戦に続き2度目の世界挑戦。昨年は井上が退けたパレナスとWBO暫定王座を争い、引き分けに終わっている。戦績は27戦20勝(8KO)2敗5分。左の手数が豊富で懐の深いボクサーファイターだ。
この挑戦について井上は「メキシコ人選手らしくで左の使い方が上手いが、相手にボクシングをさせずに自分のボクシングをするだけ」とコメント。この階級で絶対的な地位を築きつつある現在、今年は海外戦を含めたビッグマッチが期待されるが、まずはV2戦に向け万全の準備を進める。