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今年も1ヶ月後が過ぎると、新年の抱負を行動に移せているかが出始めているだろう。東京・目白の老舗のホープ、溜田剛士(ヨネクラ)は今も気合十二分だ。「対戦相手募集」の姿勢で「挑戦の2016年」を送り続けていた。
大橋秀行らを輩出したヨネクラジム
最近は元WBA世界スーパーバンタム級王者の下田昭文(帝拳)ともスパーリングで拳を交えていた溜田。「サウスポーと向き合うこと自体、かなり久しぶりだったのでやりづらかった。下田選手はさすがポジション取りが巧みで勉強になりました」。そう語る目に充実感が出ていた。
練習後の溜田
住まいはヨネクラジムの寮に移した。練習への体制はもちろんのこと、それ以外の時間にもボクシングのことを考える時間が増えたことに強みを感じる。
「会長ご夫妻が近くにいるので、緊張感もありますね(笑)」
ちょうど1ヶ月後にジム主催で行われる興行では、タイ国内1位のノーンディアス・ソーンバンカル(タイ)と対戦する。が、これには「やむを得ず」と苦笑いだった。溜田のみならず、ジム側はできれば国内のビッグネームと戦いたかったという。
「会長ご夫妻が近くにいるので、緊張感もありますね(笑)」
ちょうど1ヶ月後にジム主催で行われる興行では、タイ国内1位のノーンディアス・ソーンバンカル(タイ)と対戦する。が、これには「やむを得ず」と苦笑いだった。溜田のみならず、ジム側はできれば国内のビッグネームと戦いたかったという。
前回は痛快に倒した
「強い選手を倒して、観に来てくれた人に満足して帰ってもらいたい。それがチャレンジ精神だと思っています。僕に胸を貸してくださる大物選手がいたら最高です」
老舗から現れたホープは、2016年に波乱を起こそうと、今も挑戦状を用意している。
老舗から現れたホープは、2016年に波乱を起こそうと、今も挑戦状を用意している。