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自身初のリターンマッチを宣言通りのKO勝利。王者の進化を証明したWBA世界フライ級王者の井岡一翔(26=井岡)が1日、所属する井岡ジムで喜びの一夜明け会見に臨んだ。元々、顔が腫れることの少ない井岡は「ダメージはほぼないですね」と笑顔で語った。
笑顔の会見
5度目の大晦日決戦を宣言通りのKOで締めくくった井岡は「安心しましたね。勝つためにやってきて言っていた通りKOで決着つけれたので良かったです」と安堵の表情。「久しぶりにKOできてかなり興奮しました。今までと変わらず、体少し休めて、やり続ける限りはしっかりコンディション落とさないようにやっていきます。今年はボクシング人生の中で大きな1年になると思いますね」と昨年を振り返った。「昨日の映像はチラッとみましたけど、まだまだ自分は強くなれると思ったし、昨日の時点ではやってきたことは出し切れた。後半、あの11ラウンドで仕留めきれたのは良い収穫になったと思います。でもまあ、80点の試合ですね」と昨夜の激闘を振り返った。
井岡一法会長
井岡一法会長は「僕は100%褒めることはないけど、100%の仕上がりで臨んでくれたし、僕的には100点やけど、本人が80点って言ったようにディフェンス面とかまだまだ本人が向上心持っている限りもっと強くなるでしょう。今年はチーム井岡としても良いスタートが切れたから、これからまた強さに磨きをかけていきます。今年のプランは、まあ、これから一翔にはしっかり体を休めてもらってそれから話し合うことになる」と厳しさに定評のある会長には珍しく合格点を与えた。
井岡弘樹協会長
井岡弘樹西日本協会長は「まだまだ彼は高い意識を持って練習していくと思うし、まだまだ強くなった姿を見せてくれると信じています。この階級は何人か強いチャンピオンがいますし、そのチャンピオン達とやっていくことになると思いますが、やってくれるでしょう」と甥の成長に目を細めた。
今年も「唯一無二」の存在になる