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17日、後楽園ホールで開催された「角海老ボクシング」のメインイベント、56.5kg契約8回戦、小國以載(27=角海老宝石)対エークギティ・モークルンテープトンブリー(タイ)が行われた。日本タイトルを返上した小國がどのような戦いを見せたのか?
2Rに3度のダウンを奪い完勝
小國はジャブで距離を測るとワンツーを好打し、エークギティの返しのパンチもスウェーでかわし冷静に対処。するとラウンド終盤には右ストレートで鮮やかなダウンを奪い、幸先の良いスタートを切った。続く2回には上下にパンチを散らしてガードが空いたところに右を決めてダウンを追加。さらに左ボディで立て続けにダウンを奪い危なげなく勝利を飾った。
最後の左は手応えあり
控室に戻って安堵の表情をみせた小國は「試合前、井上尚弥選手(大橋)との2回のスパーリングで自信をなくし、正直動けるか不安だった」とコメント。久しぶりのKO勝利に照れ笑いし「覚えていないですね」ととぼけてみせた。「来年は自分より格上の選手と試合ができたら。世界ができるなら海外でも。和氣(和氣慎吾/古口)さんが世界を獲ったら僕を指名してくれるようお願いしようかな」とかつてOPBF王座を争ったライバルとの2度目の対戦を熱望した。