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[発表会見]2015.11.12

李「噛みついてきます」

 IBF世界フライ級10位の李明浩(リミョンホ32)が12日、所属する大阪帝拳で次戦の発表会見を行った。次戦はIBF世界フライ級タイトルマッチ。王者のアムナット・ルエンロエン(35=タイ)は3階級制覇王者の現WBA世界フライ級王者の井岡一翔(26=井岡)にプロで唯一の黒星をつけ、現在4度の防衛を重ねる猛者だ。試合は12月7日(月)、タイ国フアヒンにあるセンテンイエルスポーツクラブ特設リング、現地時間18時から19時の間で行われる。
吉井寛会長
 会見の冒頭、吉井寛会長は「うちの李の次戦が世界戦と決まりました。実は、9月くらいから話は来ていたのですが、本決まりになるまで内密にしていました。もちろんこちらは、話が来た時からやるという前提条件で練習は進めていましたので、充分調整は進んでいます。明浩(ミョンホ)は外国での試合を評価していただいたようで指名していただきました。この子は海外で良い試合をするので期待していますね。アムナットは日本でやった時はそれなりに紳士的にやってくれたけど、現地ではちょっと荒さが目立つのでその辺は対策をしっかりして、李も気合も入っているのでチャンスはあると思っています」と大一番に期待を込めた。
噛みついてきます
 続いて李は「やっと決まったということで、応援してくれている方々に報告できるなっとホッとしています。アムナット選手はメッチャ上手い選手やなという印象です。トレーナーとしっかり試合までには仕上げていきたいなと思っています。正直、日本と東洋太平洋を狙っていたので世界って聞いた時はビックリしました。僕が思い存分噛み付いていくだけです」と気合の入った表情を見せた。アウェイでの戦いには「アウェイは過去2戦やってて、正直国内でやるより燃えるものがありますし、周りが敵だらけなので逆に気が楽ですね」と意に介さない様子で語った。
安東浩志トレーナー
 李を担当する安東浩志トレーナーは「アムナット選手は日本でやるよりかはタイでやったほうがそんなに上手くはない、強くない。荒さが目立つので隙はあると思っています。ラフに戦ってくることはわかっているので対策はしています」と自信を見せた。
決戦は12月7日

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