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11日、後楽園ホールで開催された「ガッツファイティング」のセミファイナル、フェザー級10回戦に出場したIBF世界フェザー級13位・天笠尚(30=山上)は、ネイサン・ボルシオ(フィリピン)を相手に再起2戦目を行った。前日計量では「リズム」をテーマに掲げた天笠。1年2ヶ月ぶりとなるKO勝利にファンの期待が膨らんだ。
7回TKOで完勝
試合は序盤、ボルシオが長身の天笠にボディを連打したが、ガードで被弾を許さない天笠が次第にペースアップ。持ち前の強打を浴びせてダメージを与えていった。そして6回にワンツーでダウンを奪い、続く7回に左ボディで効かせてから返しの右で2度目のダウンを奪うと同時にレフェリーが試合を止めた。
これで節目となる30勝目を挙げた
久しぶりのKO勝利に「今回はムキにならず、倒そうとしなかったのが良かったかもしれない」と晴れやかな表情で試合を振り返った天笠だが「倒すのに時間がかかってしまった。もっとボディを入れないと」と反省するのも忘れなかった。
今後は「出来たら(ベストウェイトの)フェザー級で世界挑戦したい。チャンスをもらえるなら海外で挑戦でもかまいません」と2度目となる世界挑戦を切望した。
今後は「出来たら(ベストウェイトの)フェザー級で世界挑戦したい。チャンスをもらえるなら海外で挑戦でもかまいません」と2度目となる世界挑戦を切望した。
天笠は強かったとボルシオ
一方、天笠の強打に耐えながら最後まで抵抗を見せたボルシオは「(天笠は)テクニックは上手いと思わなかったが、手数の多い選手だった。グローブが小さく感じるからパンチが効いてしまった」と言葉は少なかった。