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小原佳太(28=三迫)対ウォルター・カスティーリョ(27=ニカラグア)のIBF世界スーパーライト級挑戦者決定戦は7日(日本時間8日)、米国フロリダ州マイアミのミコースキー・インディアンゲーミング・リゾートで行われ、12回引き分けという結果に終わった。
試合はカスティーリョが先制するかたちで始まったが、中盤に入ると小原が主導権を掌握。13連続KO中の強打でカスティーリョを脅かし、相手の右目周辺と左耳を切り裂くなど優勢を印象づける戦いぶりだった。終盤に入るとカスティーリョの顔面は朱に染まり腫れも目立ったが、最後まで抵抗はやめなかった。やや小原優勢かと思われたが、ジャッジのスコアは115対113でひとりが小原、残る二者は114対114だった。エドゥアルド・トロヤノフスキー(露)への指名挑戦権を取り逃がした小原は17戦15勝(14KO)1敗1分。カスティーリョは30戦26勝(19KO)3敗1分。
リングサイドで試合を観た三迫貴志会長は「ドローという結果は結果として、IBFのスーパーバイザーには抗議の旨を伝えました。会場内も大ブーイングでしたよ」とコメントを残した。