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11日の後楽園ホールでWBO女子世界Sフライ級王者ダニエラ・ベルムデス(26=亜)に挑戦するOPBF東洋太平洋女子Sバンタム級王者の高野人母美(28=協栄)と、WBO女子世界ミニフライ王者の池原シーサー久美子(30=フュチュール)に挑むOPBFアトム級王者の神田桃子(29=勝又)が、都内のジムで練習を公開した。
減量苦に陥っている高野
世界初挑戦の二人だが、「今まで一番の仕上がり。アグレッシブに攻めてチャンピオンを翻弄する場面を作り、後半に倒しに行ければ」と意気込み、試合まで待ちきれないといった様子の神田に比べ、高野は「思ったように体重が落ちず、まだリミットまで4〜5kgある。正直きつい」ともらし、1週間を切っての段階で不安を残した。
精彩さを欠いた
練習に移り、高野は萩原篤トレーナーとのミット打ちを行い、ベルムデスのプレスを想定しバックステップしながらのパンチを確認したが、意気があがり3ラウンドの予定を2ラウンドで終了した。
神田は古川とスパー
一方、神田はパートナーの古川夢乃歌(ワタナベ)と熱の入ったスパーリングを行い、軽いフットワークからテンポよく打ち込み、メリハリのある動きを披露。言葉どおり順調に仕上がっていた。
11/11にゴング!
2階級下げたことで減量に苦しむ高野と、3年間の集大成にしたいと張り切る神田。対照的な2人の結果がどう出るのか注目だ。