トリプル世界前哨戦計量

　明日25日に開催されるトリプル世界前哨戦の計量が24日、大阪市内で行われた。
　井岡一翔(井岡)は48・9キロ、相手のアルバート・アルコイ(比)は48・4キロ。亀田大毅(亀田)とロセンド・ベガ(メキシコ)はともに53・0キロの契約体重内でパス。
　これが再起戦でもある亀田興毅(亀田)は契約リミットちょうどの52・5キロだったが、相手のセシリオ・サントス(メキシコ)は、なんと53・9キロ。

　計量後、両陣営が話し合った結果、53・9キロ契約に変更することで合意。予定通り試合を挙行することとなった。
　しかしJBCはサントスに対し、試合当日の体重を58・2キロ以内に留めなかった場合は試合を許可しないと申し渡した。
　計量後、3選手が明日の試合に向け、抱負を語った。

　井岡「次に世界戦がやれるように納得できる試合をする。KOを見せたいけど狙うと力むので、ジャブから組み立てるボクシングをする」。

　大毅「カッコつけずに自分のボクシングをするだけ。次(坂田戦)を見据えた試合をしたい。(坂田が観戦に訪れるが)生で見て参考にしてくれればいい」。

　興毅「重要な試合なのでデビュー戦のつもりで全力出して戦う。スーパーフライ級でやれるか(テストするには)もってこいの相手。最高の試合をしたい」。