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5日、後楽園ホールで開催される「DANGAN144」のメインイベント、日本フライ級タイトルマッチに出場する粉川拓也(30=宮田)と同級1位・林徹磨(27=セレス)の前日計量が都内のJBC事務局で行われた。両者の試合は2012年4月以来の対戦となる。
仕上がり万全な粉川
7月に2度目の日本王座に返り咲き、これが初防衛戦となる粉川はフライ級リミットの50.8kgで一発パス。ベテランらしく万全なコンディションに仕上げてきた。「前回の試合で悪かった部分を修正してきた。スピードで負けるわけにはいかない。理想はフルマークで勝つこと」と静かに闘志を燃やした。林とは前回の試合以来、3年半ぶりの対面となったが「お互い変わってきているはずだから前回のイメージは持たないようにしたい。世界に向けてアピールできる試合をする」と意気込みを語った。
気負いはないと林
一方、4月に村中優(30=フラッシュ赤羽)とのタイトル戦に判定負け。これが再起戦になると同時に再び王座挑戦の運びとなった林は50.8kgでクリア。「明日は取るしかない。淡々とポイントを取っていき、結果的に倒せたら」と3度目の正直で悲願のベルトを狙う。「オルフェーブルのように突き抜けた強さを見せたい」最後は大好きな競馬に例えて必勝を誓った。