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大阪帝拳が21日、辰吉寿以輝(19)と中澤奨(23)の練習を公開した。両者の次戦は12月19日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第2競技場)に予定されている。午後4時30分ゴング。
白熱したスパーリング
辰吉は同門の堤本京介(20)を相手に3ラウンドのスパーリングを披露。先月、東京の帝拳ジムで実戦練習をスタートしていることもあり、左を中心に、時折放つ強烈な左ボディを決め順調な仕上がりを見せた。
中澤は渥美ジムから来月日本デビューする韓国人ボクサーのテイル渥美(22)を相手に5ラウンドのスパーリング。こちらも左をしっかり組み立てると接近して細かいパンチをまとめキレのある動きをみせた。
中澤は渥美ジムから来月日本デビューする韓国人ボクサーのテイル渥美(22)を相手に5ラウンドのスパーリング。こちらも左をしっかり組み立てると接近して細かいパンチをまとめキレのある動きをみせた。
仕上がり順調
スパーリング後に取材に応じた辰吉は「頭を振ること考えてやりました。今は左の使い方を中心に練習しています。まだまだやりたいことは出来ていませんね」と言葉少なにバック打ちに移動した。
中澤奨(23)
続いて中澤はスパーリングを終えると「最近ちょっと(ボクシングが)ズレているところがあったので、スパーリングをしながら修正していこうと思っています。相手には試合が決まってから後楽園で一度会って低姿勢で挨拶したのに、フェイスブックとか見たら「倒す」とか書いてあったので、向こうの倍は練習して、しっかり倒しに行こうと思っています」と怒りをあらわにした。
吉井寛会長
練習を見守った吉井寛会長は「寿以輝は徐々に実戦を積んで、成長していると思うよ。次の試合で来年新人王に出すか決めないといけないし、内容を見てみたいな。奨は左が色々な感じで出ていたし、アッパーも出てたから良かったんちゃうかな」と両者の仕上がりに満足そうに語った。
左は父親譲り?