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Sフェザー級の日本王者・内藤律樹(24=E&Jカシアス)とOPBF東洋太平洋王者・伊藤雅雪(24=判流)のタイトル戦が、12月14日(月)後楽園ホールのDANGAN興行で同時開催となることが12日に発表された。
スーパーフェザー級WARS
今年2月に挑戦者の立場だった伊藤を退けV3をはたした内藤は、10ヶ月ぶりの防衛戦で同級1位の尾川堅一(27=帝拳)と、8月に内藤戦から再起して臨んだOPBF王座決定戦を制し初のタイトルを獲得した伊藤は、OPBF同級1位の江藤伸悟(26=白井・具志堅)と対戦。両王者とも指名挑戦者を迎える楽しみな組合せとなった。
12日に後楽園ホールで行われた「ダイヤモンドグローブ&DANGAN141」が発表の場となり、王者と挑戦者の4人がリングに上がりタイトル戦をファンにアピールした。
12日に後楽園ホールで行われた「ダイヤモンドグローブ&DANGAN141」が発表の場となり、王者と挑戦者の4人がリングに上がりタイトル戦をファンにアピールした。
左:江藤 右:伊藤
まず、この日に8月度の敢闘賞を受賞した伊藤がマイクを握り、初防衛戦に向け良いトレーニングを積んでいるとコメント。挑戦者の江藤については以前より意識していたと話し、「倒して防衛をはたしたい」と力を込めた。対し7月の挑戦者決定戦を制し、チャンスを得た江藤も長男・光喜の世界戦(11/28に仙台でWBC世界Sフライ級王者カルロス・クアドラス/帝拳に挑戦)が決まり「良い刺激を受けている」とし、「(兄に)弾みをつけてもらって面白い試合にしたい」と伊藤戦を心待ちにした。
最後に笑うのはどっちだ
前戦6月の試合は、ノンタイトル戦ながらライト級で元日本&OPBFライト級王者の荒川 仁人(ワタナベ)に判定勝ちを収め、新旧サウスポー対決を制した内藤。4度目の防衛戦に向け「この中で一番活躍したい」と意気込めば、先月の試合でWBC世界Sフェザー級14位のデイビ・フリオ・バッサ(コロンビア)を鮮やかな右ストレートで倒し、タイトル挑戦に弾みをつけた尾川も、負けずに「ガンガンプレッシャーを掛けていく」と気を吐いた。
左:尾川 右:内藤