新たに7選手がランク入り

　3日、日本ボクシングコミッションは9月度の最新ランキングを発表。空位のLフライ級を制し新王者となった堀川謙一(SFマキ)とSライト級で暫定王者に就いた中澤将信(帝拳)がチャンピオンとして新たに名を連ねたほか、7選手がランク入りをはたした。

　まずLフライ級では、26日の試合で14位・内野々大叶(ウェスタン延岡)を7回TKOで破った小野晃輝(筑豊)が10位に飛び込み、大内淳雅(姫路木下)も11位に返り咲いた。Sフライ級は田之岡条(小熊)が階級を上げ11位にランク。バンタム級は30日に14位・中川とん虎(角海老宝石)に競り勝ったB級デビューの澤田京介(JBスポーツ)が13位に入った。

　Sバンタム級は、13位にWBC王者・山中慎介(帝拳)と対戦経験のある上谷雄太(井岡)が入り、14位の宮崎隆司(姫路木下)が圏外、引退した7位の高橋拓海(マナベ)の名前が消えた。フェザー級は、5度のタイトル挑戦経験のある上野則之(RK蒲田)が30日の試合で4位・緒方勇希(角海老宝石)を破り、6位で復活。緒方は9位に下がった。これにより、15位の片桐秋彦(川崎新田)が押し出される形となった。

　Sフェザー級は12位の高畑里望(ドリーム)に僅差で勝ち、連敗を止めた三瓶数馬(協栄)が10位でカムバック。高畑が14位に後退し、試合から遠ざかっている14位の藤田裕史(姫路木下)が圏外に。ウェルター級は、7位の糸山良太(角海老宝石)から金星を上げた矢田良太(グリーンツダ)が糸山と入れ替わり、王者・高山樹延(角海老宝石)への挑戦に失敗した田中亮治(ヨネクラ)が9位から消えた。最後にミドル級は、4位の福本祥馬が八王子中屋ジムから角海老宝石ジムに30日つけで移籍したと発表があった。