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昨夜の激戦から一夜明けた28日、2度目の防衛に成功したIBF世界ミニマム級王者の高山勝成(32=仲里)が所属する仲里ジムで会見を開いた。昨夜遅くに試合で負った左目上の縫合(14針)手術した部分を覆い隠すサングラス姿で現れた高山は「プラン通り」と試合を振り返った。
プラン通り
高山は「昨日の試合は絶対落とせない試合だったので、しっかり勝てたのでホッとしています」と心境を語った。「国内でのこの最軽量級の世界ランカーは全て倒せたので、誇りに思っていますし、次の試合に向けて頑張るだけです。試合は確かに原選手が前半から強振してくることは想定していましたし、プラン通りでしたけど、3ラウンドのバッティングから4ラウンド以降はメリハリをつけて戦いました。原選手も僕のボディが効いていたのもわかったし、体の強さもなくなったので決めきることができました」と試合を振り返った。
次戦は?
「昨夜は(現WBO同級王者の)田中恒成選手もリングに上がってくれて自分の口で「やりましょう」と言ってくれたので嬉しかったですね。色々な条件が整えば是非やりたいと思っています」と改めて次戦の標準を同級他団体王者の田中恒成(20=畑中)に合わせた。
中出博啓トレーナー
会見に同席した中出博啓トレーナーは「試合自体にサプライズは何もなかったんですが、カットだけは誤算でした」と昨夜の激戦を振り返った。「次戦については、昨日の田中選手とのこともありますし、IBFの指名問題もありますし、これから年末にかけて、日はあんまりないので今日から、交渉に入るつもりです」と年末の名古屋決戦に向けて前向きに動き出すことを明かした。