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明日の「DANGAN138」のメインイベントは王者・岡田博喜(26=角海老宝石)が怪我のために設置されることになった日本Sライト級暫定王座決定戦。この一戦に出場する、日本同級1位中澤将信(34=帝拳)と同級6位小竹雅元(29=三迫)の前日計量が都内のJBC事務局で行われ、中澤が100gアンダーの63.4kg、小竹はリミットちょうどの63.5kgで一発パス。両者は偶然にも同じ高校(若松商業)の先輩・後輩(中澤の方が4つ上)の間柄だ。
中澤はタイトル初挑戦
2011年に全日本新人王になってから3年9ヶ月ではじめてのタイトル挑戦となる中澤だが、「帝拳ジムのSライト級には僕がいることをアピールしたい」と力強く語ると、「試合が決まったのは1ヶ月半前だが、いつ決まってもいいように準備はしてきた」と短期間の準備も問題がないと強調。「明日はやってきたことをしっかりと出すだけ」と落ち着いた表情で話した。
2度目のチャンスをものにする
一方、7月に岡田の持つタイトルに挑む予定だった小竹は仕切り直しの一戦になるが、「モチベーションが下がることはなく、もっと練習できる時間ができた」とプラスに捉えていた。6回戦時代から取り入れている減量法でパンツを脱いでギリギリのパスだったが、体調はバッチリ。「しっかり足を使ってポジショニングに気を付けたい」としながらも「打ち合いになったら、バチバチいきます」と気の強さも見せた。同じ高校だということを今日知ったという小竹は、驚きの表情を見せたが「先輩ですが、明日の試合は勝たせてもらいます」と力強く宣言した。
高校時代を福島県会津若松市で育った2人。激戦を制し、岡田との王座統一戦にコマをすすめるのはどちらか――。
高校時代を福島県会津若松市で育った2人。激戦を制し、岡田との王座統一戦にコマをすすめるのはどちらか――。