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[試合後談話]2015.9.4

激闘の麻生vs宮崎

 3日、後楽園ホールで開催された「三迫一門会」のメインイベント、日本Sライト級3位・麻生興一(29=三迫)対宮崎辰也(31=マナベ)の強打者対決は、序盤からスリリングな攻防が繰り広げられた。
レフェリー福地が救い出す
 3戦連続でランカー挑戦のチャンスを得た宮崎は、開始からボディを軸に左右を強打しハイペースで飛ばしたが、麻生は頭を揺すると回転の良いコンビネーションで対応。中盤あたりから宮崎を捉えはじめた。いつもならここで特攻を掛け、自滅することの多い宮崎も、今回は足を使って揺さぶり、またパンチに強弱をつけては麻生に肉薄したが、左右のフックは強固なカードを打ち破るまでには至らず。終盤は、麻生の右ストレートで左目のダメージを重ねたが、その度に気持ちで打ち返し、レフェリーにストップを躊躇させた。しかし、最後はコーナーに詰まり、右を連続で打ち込まれたところでレフェリーの腕が両者に割って入った。
宮崎は悔しさを連発
 妥当なストップも、この試合に懸けていた宮崎にとっては納得のいくものではなかった。試合後の控え室では、「後半に勝負を掛ける作戦だっただけに、最後までやりたかった」と悔しさを噛みしめた。
激闘の顔
 一方、麻生は予想した以上の宮崎の粘りに「左フックは2、3度効いてしまった。気持ちが切れていたら負けていた」と接戦のなかでのTKO勝利に胸をなで下ろした。続けて「仕留める場面は前のラウンドにもあった」と振り返り、昨年7月以来の日本王座挑戦に向け、勝負を見極める冷静さと嗅覚を課題に挙げた。
ノーサイド
 現在の日本Sライト級王座は、王者・岡田博喜(角海老宝石)が怪我のため戦線離脱。明日、1位の中澤将信(帝拳)と6位の小竹雅元(三迫)が暫定王座を争い、この勝者と岡田の統一戦が12月を期限に義務付けられている。また、元日本王者で2位の岩渕真也(草加有沢)は、日本王座返り咲きには興味を示さず、結果として3位の麻生が来年のチャンピオンカーニバルの挑戦権を得ることが濃厚。だが、小竹が正規王者になった場合は話が変わり、東洋太平洋王座を狙うにしても、こちらも同門の小原佳太が王座に就いているため、返上待っての挑戦権争いと微妙な立場だ。本人は「上を目指し精進するのみ」としたが、2度目のタイトル挑戦はなかなかに難題だ。

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