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9月27日(日)に大阪府立体育会館で初防衛戦を控えるWBA世界フライ級王者の井岡一翔(26=井岡)が1日、練習を公開した。先月行った井岡ジム恒例の白浜走り込みキャンプ後に本格的なスパーリングを開始した井岡。練習前に心境を語った。
今回はKOで決める。
会見に臨んだ井岡は「キャンプも終えてスパーリングも始まっている、やるべきことを1つ1つしっかりやって、1日1日を大切に準備していきたいと思います」と落ち着いた様子で語った。「前回の試合は勝ちに徹したけど、今回は世界王者として攻めの姿勢を貫きたいと思う。当然、KOは狙っていく。自分のボクシングをしたら相手は12ラウンド立っていられないと思う」と自信をみせた。
井岡一法会長
会見に同席した井岡一法会長は「ここまでは順調にきている。本格的なスパーリングも始まっている。今回は、試合までに120から130ラウンドくらい(スパーリング)はやりたいな。防衛戦ということもある、一翔も言ったように王者らしくTKOかKOで決めるんちゃうかな」と語り「今回は打ち合う、おもろい試合をします」とファンを喜ばせる試合を約束した。
軽めの調整
練習に向かった井岡だが、予定していたスパーリングを左太もも内側の痛みがあるとのことで回避。シャドー、バック打ちと軽めの調整でジムを後にした。
痛みに関して井岡は「大したことはない、少し疲労がたまっていると思う。2日ぐらいスパーリングは休むかもしれないけど問題ありません」と軽傷であると強調した。
痛みに関して井岡は「大したことはない、少し疲労がたまっていると思う。2日ぐらいスパーリングは休むかもしれないけど問題ありません」と軽傷であると強調した。
左:レノエル 右: パブロ
井岡陣営は、今回の試合に向けて2人のスパーリングパートナーを招聘。昨年9月に井岡とノンタイトル戦で拳を交えたパブロ・カリージョ(26=コロンビア)と東洋太平洋フライ級6位のレノエル・パエル(24=比)。パブロは「試合をした時よりイオカは強くなっている。イオカが勝てるように全力でやる」と意気込みを語った。レノエルは「日本に呼んでもらって嬉しい。僕もイオカみたいになれるように、しっかり勉強して帰る」と目を輝かせた。