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東洋太平洋ライト級王座を3度防衛している中谷正義(井岡) が28日、神戸市立中央体育館でランキング4位の村田和也(千里馬神戸)の挑戦を受けた。
チャンピオン中谷の緻密で荒々しいボクシングが戻った4度目の防衛戦。中盤以降はシンプルにジャブから攻撃を組み立てた中谷は、リズムに乗ると大胆に踏み込んで真ん中にアッパーを打った。村田のディフェンスの意識が顔面に偏ると、すかさず左ボディを狙った。チャンピオンの完勝。
完勝に笑顔
笑顔で控え室に戻った中谷は「今日はホンマに練習通りに試合が出来ました。アッパーを左右に打てた。相手は頭もあるので、それを交わしながらの攻撃は練習通りです」と試合を振り返った。「ホンマに会長に感謝です。世界と言われるとまだまだですけど、これで(9月27日に試合を控えている)一翔にも良いバトンが繋げれたので良かったです。応援ありがとうございました!」。
荒々しさも戻った中谷
愛弟子の完勝に頬を緩めた井岡一法会長。「練習通りやな。中谷の荒々しさも出てたし、今日の試合は合格点あげてもええんちゃうか」とV4チャンピオンを労った。
初戴冠ならず
痛めた右目をアイシングした村田は「自分のジャブが思ったよりも当たったんですけど、戻しのガードが遅れてしまいました。チャンピオンの左が見えず終わってしまいました。すべて相手が上でした。また、練習頑張ります」。村田の挑戦はつづく。