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昨年6月に東洋太平洋バンタム級1位を破るなど、現在4連勝中(2KO)と並に乗る日本Sフライ級8位の中川勇太(26=角海老宝石)が、4日の後楽園ホールに登場。サウスポーの岡畑良治(29=セレス)と対戦し、5回に右のカウンターでダウンを奪い完勝。タイトル挑戦に向け弾みをつけた。
試合後の中川
試合後の中川は、「終わりよければすべてよし!」と会心のKO劇にしてやったりの顔。「淡白な試合展開でこれではいけないなと思っていたので、狙っていた右で倒すことができて良かった。顎に突き抜けるような感触で手応え十分だった」と喜んだ。実弟の武田航(21/新人王出場)をはじめ、多くのサウスポーとスパーリングを重ね自信はあったとも話した中川。「岡畑選手とは4年前に一度対戦し、その時は接戦だったので、4年間でどれだけ成長を遂げることができたのか気になっていた。それだけに結果が出たことは素直にうれしい」と声を弾ませた。今後については「バンタム級が主戦場だが、1階級なら落とすことができるので、チャンスがあればスーパーフライ級でも」と答え、タイトル挑戦に意欲を示した。