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[試合後談話]2015.5.7

神経戦を制したのは?

 後楽園ホールで7日、横浜光ジム主催の「Dynamite Punch96」が開催された。メインイベントにはミドル級8回戦が組まれ日本ミドル級4位の胡朋宏(横浜光)と福山和徹(冷研鶴崎)が拳を交えた。
最後は連打でストップ勝ち
 偶然のバッティングで腫らした左まぶたにパンチを受けた胡は、視界を制限される。加えて胡は鼻血を流す場面もあり、福山がリズムをつかんだかに見えた。それでも最後は胡の得意な近距離に入った福山にパンチをまとめた胡が神経戦を制した。
福山は大健闘
 控え室に引き上げた福山は「パンチは見えてました。思ったほどはパンチがなかった」と笑顔混じりに胡の印象を話すと「向こうの選手の方がパンチ力にはビックリさせられました」とオーストラリアでも試合を経験したボクサーらしい発言もあった。試合をリードする場面もあった福山だが「最後は、なあなあになってしまった。集中力が切れた」と試合を振り返った。
初めてカットした
 「アゴがいたい」と訴えながら控え室に戻った胡。「スタミナは大丈夫だけど、自分が硬くなった時にジャブを打たれた。距離があってなかった」と試合を振り返った。対戦した福山に関しては「タフでした。近くでボディを打ちにいった時にアッパーを合わされた。上手かったです」と評した。

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