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大阪府立体育会館で開催されるWBC世界バンタム級タイトルマッチのアンダーカードの前日計量が15日、大阪市内のスイスホテルで行われた。
辰吉寿以輝(18)
辰吉丈一郎氏(44)の二男で辰吉寿以輝(18=大阪帝拳)が明日の世界戦のアンダーカードでデビュー戦する。スーパーバンタム級(55.3kgリミット)で試合に臨む寿以輝は54.8kg(500gアンダー)で無事に初の計量をパスすると「明日は勝つだけです。勝ったらしゃべりますから」と笑顔で控え室に戻った。対戦相手の岩谷忠男(神拳阪神)も54.9kg(400gアンダー)でパスすると「体調も良いですし、明日は会場の雰囲気に飲まれないように、しっかりボクシングをしたいと思うます」と意気込んだ。
中澤奨(22)
セミファイナルに出場する中澤奨(22=大阪帝拳)は55.1kg(200gアンダー)でパスすると「自信はあります。明日はしっかり勝ってメインにつなげます」と控え室に戻った。一方、対戦相手のアレキサンダー・カサレスは1度目の計量を700gオーバーでパス出来ず、1時間後に300gアンダーの55.0kgで無事に計量をパス。こちらはコメントを残さず足早に会場を後にした。
池水達也(22)
大阪帝拳ジム若手の勝ち頭、池水達也(22)は53.4kgで計量をパスすると「絶対に勝ちます」と笑顔で語った。対戦相手のマーク・ジョン・ヤップ(六島)は53.2kgで計量をパスすると「日本に来て(枝川)会長に色々教わったので、頭を使って戦うつもりです。一生懸命やります」と笑顔で会場を後にした。