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IBFを除く世界3団体にランクされる井上拓真(19=大橋)が、同門の松本亮(21)が返上したOPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座をフィリピンの強豪サウスポーと7月6日(月)の後楽園ホールで争うことが決まった。
OPBFは世界への通過点
対戦相手は戦績39戦31勝(14KO)5敗3分、OPBF同級2位のマーク・アンソニー・ヘラルド(23=比)。13年4月の来日では世界挑戦の経験を持つ向井寛史(六島)を2回KOで下した左構えのファイターだ。
13年4月の向井戦 左がヘラルド
7日、神奈川・横浜市の大橋ジムで会見を開いた井上は、現WBO世界スーパーフライ級王者の兄・尚弥(21)と同じプロ5戦目でのOPBF王座挑戦に向け「思ったより早く決まりとても嬉しい」と喜び、「世界に繋がる大事な試合。しっかりとコンディションを仕上げ、絶対に勝ちます」と勝利を誓った。
早く世界を獲って兄に並ぶ!
また、これまで偉大な兄の存在に隠れがちだったが、今回はプロ初の後楽園ホールで初のメインを飾る。「ある意味(注目を浴びる)チャンス。兄より攻撃的な気の強さを見せたい。相手が立てない位のパンチでKOします。暴れますよ」と早くも気持ちを高ぶらせていた。
なお、タイトルを返上した松本に関して大橋秀行会長は、8月の興業で世界ランカーとのノンタイトル戦を予定していると明かし、実質世界前哨戦になるだろうと話した。