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WBOアジアパシフィックSフェザー級タイトルマッチの前日計量が24日、フィリピンのパラニャーケにあるエロルデセンターで行われた。チャンピオンでWBO世界同級7位のファン・マーチン・エロルデ(比) と元日本同級ランカー山元浩嗣(ワタナベ)は現地時間の午前10時の計量開始に合わせて会場入りした。
日本から来比
この試合が行われる25日は、フィリピンの英雄でチャンピオンの祖父、故フラッシュ・エロルデ氏の誕生日。フィリピンのボクシングの日として知られている。従って、明日の試合は記念興行として開催される。
王者エロルデ
「トレーニングはうまくいったよ。ヤマモトのビデオは見てないけど頑張るよ。試合展開はやってみないとわかんないね」と笑顔で明日の試合を迎えるチャンピオンのエロルデ。フィリピンのレジェンドで祖父のフラッシュ・エロルデの記憶はないというが、注目されることにも臆せず力に変えるタイプ。「だんだんエキサイトしてきたよ」と意気込みを語った。
グローブはタイ製
「減量はちょっときつかった」と計量後に水を飲んだ山元は23日に現地入りしてこの日の計量に臨んだ。計量会場はパーティー形式でバイキングの食事も用意されていた。やや緊張した面持ちの山元だが、名前がコールされると大きな拍手の中、堂々と登場。「いつも通りに出来ればいいけど」と静かに湧き上がる興奮も垣間見ることができた。
決定戦は25日
■前日計量結果
王者:J.M.エロルデ
・130lb
挑戦者:山元浩嗣
・127lb
王者:J.M.エロルデ
・130lb
挑戦者:山元浩嗣
・127lb
チームジャパン
エロルデ財団を管理するエロルデ家の御曹司を相手に山元は平常心で戦うことができるのかー。