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WBO世界ウェルター級6位、WBC12位、IBF15位の亀海喜寛(32=帝拳)は20日(日本時間21日)、米国カリフォルニア州インディオのファンタジー・スプリングス・リゾートカジノでWBC17位のアルフォンソ・ゴメス(34=メキシコ)と対戦した。
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〇アルフォンソ・ゴメス(メキシコ)
10回判定(3対0)
×亀海喜寛(帝拳)
10回判定(3対0)
×亀海喜寛(帝拳)
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オッズでは7対4で有利とみられていた亀海だが、ベテランらしいゴメスの巧妙なボクシングの前に失点を重ねることになった。亀海は序盤から圧力をかけ、距離を詰めて右から左の返しを狙う。一方のゴメスは左右に動きながら手数で優勢を印象づけ、ジャッジから支持を取りつけていった。4回、ゴメスはバッティングで減点1を科されたが、これが大きな影響を及ぼすことはなかった。終盤に入っても亀海は圧力をかけて出たが、ゴメスのクリンチに攻撃を寸断される場面も目立ち、思ったような展開に持ち込めない。8回には強引な打ち合いに持ち込んだが、ゴメスを倒すことはできなかった。2度の世界挑戦を経験しているゴメスは最後まで動きと手を止めず、10ラウンドを戦い切った。採点は三者とも98対91でゴメスを支持していた。貴重な勝利をあげたゴメスは33戦25勝(12KO)6敗2分。亀海は29戦25勝(22KO)3敗1分。この3敗と1分はいずれも米国で喫したもの。
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