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5階級制覇の実績を持つ前WBA世界フェザー級スーパー王者ノニト・ドネア(32=比/米)が15日、フィリピンのセブ市で元日本&OPBFスーパーフライ級王者の赤穂亮(28=横浜光)と2ラウンドの公開スパーリングを行った。ドネアは28日、フィリピンのメトロマニラ、ケソンシティのアラネタ・コロシアムでウィリアム・プラド(31=ブラジル)とNABF北米スーパーバンタム級王座決定戦に臨むことになっている。赤穂も同じイベントでプロスパー・アンクラー(ガーナ)とWBOインターナショナル・バンタム級王座決定戦を行う。
スパーリングはアラ・ボクシング&フィットネスジムで行われ、一般ファンにも公開された。ドネアは鋭いジャブで切りこみ、得意の左フックを繰り出すなど順調な仕上がりを感じさせる内容だったと伝えられる。スパー後、ドネアはサインや撮影を乞うファンに囲まれたという。3試合前から息子とのコンビを復活させたドネア父も「スピードとパワーが戻ってきた」とスパーの内容に満足そうだった。ドネアは今週末に試合地マニラ入りする予定だが、それまでは連日2〜4ラウンドのスパーを行う計画だという。