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今年4月で就任9年目を迎える東日本ボクシング協会会長(現在は日本プロボクシング協会会長と兼務)の"フェニックス"大橋秀行氏が、8日に50歳の誕生日を迎えた。
現役時代の大橋会長
現役時代は「150年に1人の天才」と謳われ、軽量級では破格の強打を持つカウンターパンチャーとして世界王者不在の低迷期に世界王座を2度獲得。現役引退後の94年に地元・横浜で大橋ジムを開き、川嶋勝重氏(WBCスーパーフライ級 引退)、八重樫東(WBAミニマム級・WBCフライ級)、宮尾綾香(WBA女子ライトミニマム級)、そして井上尚弥(WBCライトフライ級・WBOスーパーフライ級)の4人の世界王者を輩出した。
昨年暮れには日本で唯一WBCベスト王者に選出
協会長就任後は、ボクシングの底辺拡大を主とする様々な改革を実行。アマチュアボクシングとの雪解け、交流も功績のひとつだ。「50歳を迎えましたが、よりいっそうボクシング発展に情熱を注ぎたいと思います。パーナードホプキンスも同じ年なので負けないように頑張ります!」。新たな時代を切り開く日本ボクシング界のリーダーとして、今後もその手腕に期待したい。