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昨年末に行われたWBC世界ライトフライ級王座決定戦で、7回にペドロ・ゲバラ(メキシコ)の左ボディで沈んだ前WBC世界フライ級王者の八重樫東(32=大橋)が、今後の進退を表明した。
現役続行を宣言
6日、横浜の所属ジムで会見を開いた八重樫は、「あやふやな気持ちをハッキリさせました。もう一度、世界を目指します」と現役続行を決意。一ヶ月間ボクシングから離れて自分と向き合い、もう一度自分のボクシングを構築させたいとの思いが復帰の決め手となったようだ。
声援に応えたいと八重樫
「家族も賛成してくれました。子供たちと接する時間が持てて楽しかった」と3人の子の父でもある八重樫は笑顔で語り、何よりも「あんな負け方をしたのに多くの人から励ましの言葉をもらった。その人たちにもう一度頑張っている姿を見せたい」と想いを口にした。
良い休養になったと松本トレーナー
ジムにはゲバラへのリベンジも願い出たようだが、大橋秀行会長は「階級を下げさせたのは完全に私のミス。ライトフライの八重樫に怖さはない。八重樫は体を重くした方が力強さが出る。復帰はスーパーフライ級」と述べ、5月上旬の復帰プランを明かした。また、「これからの相手は弱点のボディを狙ってくる。復帰は茨の道になると思うが、八重樫なら逆境でこそ力を発揮してくれる」との期待も込めた。
以前の八重樫に戻りつつある
WBA世界スーパーフライ級王者、河野公平(ワタナベ)への挑戦も視野に入れ、再び夢の世界3階級制覇に向け動き出した八重樫。"激闘王"の復活を喜びたい。
目指すは世界3階級制覇!