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28日、大阪市内のアゼリア大正で開催されたダブル女子世界戦はセミファイナルで現役最高齢ボクサーのWBO女子世界アトム級王者、池山直(45=フュチュール)が挑戦者にノル・グロ(比)を迎えた。メインではWBO女子世界ミニフライ級王者の池原シーサー久美子(30=フュチュール)が2度目の世界挑戦に燃えるジョゼベル・パガデュアン(比)と拳を交えた。
ダブル女子世界戦
セミファイナルのアトム級タイトルマッチは、池山の現役最高齢とは思えぬ無尽蔵のスタミナが勝った。序盤からペースを握った池山は、毎ラウンド、挑戦者のグロをコーナーにつめ執拗にボディを連打。粘るグロも、後半ヒットアンドアウェイの戦法に切り替えるが、時すでに遅し。大差判定で、王者が2度目の防衛を果たした。
メインのミニフライ級タイトルマッチは初回、偶然のバッティングにより王者池原が額を負傷。ラウンド終了後にドクターが試合続行は危険と判断し試合を止めた。これにより、試合は負傷判定によるドロー。WBOの規定により王者の初防衛が宣告された。
メインのミニフライ級タイトルマッチは初回、偶然のバッティングにより王者池原が額を負傷。ラウンド終了後にドクターが試合続行は危険と判断し試合を止めた。これにより、試合は負傷判定によるドロー。WBOの規定により王者の初防衛が宣告された。
揃って防衛に成功
控え室に戻った両王者はドクターチェックを済ませ、揃って会見に臨んだ。
池山は「課題が出た試合。練習で距離を置くことを重視していたけど出来ませんでした。倒せるかなっと思っていましたけど倒しきれなかった。倒せるパンチが欲しいが、それが今後の課題です」と反省が口をついた。
続いて悔しい負傷判定での初防衛に池原は「良い感じで1ラウンドは行けたので悔しい。でも、集中力が足りなかったと思う。終了間際でも左のジャブで距離を置いていたらこんな感じでは終わらなかった。次戦しっかり頑張ります」とこちらも反省しきりで会見を終えた。
池山は「課題が出た試合。練習で距離を置くことを重視していたけど出来ませんでした。倒せるかなっと思っていましたけど倒しきれなかった。倒せるパンチが欲しいが、それが今後の課題です」と反省が口をついた。
続いて悔しい負傷判定での初防衛に池原は「良い感じで1ラウンドは行けたので悔しい。でも、集中力が足りなかったと思う。終了間際でも左のジャブで距離を置いていたらこんな感じでは終わらなかった。次戦しっかり頑張ります」とこちらも反省しきりで会見を終えた。
平山靖会長
最後に平山靖会長は「池山に関しては本人の希望もあり、今後、海外での防衛も考えています。池原は、こんな感じで試合が終わってしまったので再戦を考えます」と今後のプランを語り会見を終えた。
悔しい敗戦
悔しい敗戦となったグロは「レフェリーがバッティングをとってくれなかった。試合はグットファイトだったがバッティングが心残りだ。また、日本で試合がしたい。今日は応援ありがとうございました」と笑顔で会見を締めくくった。
消化不良の試合
続いて、消化不良で試合が終わってしまったパガデュアンは「池原チャンピオンはパンチが強かった。グットファイター。アクシデントは仕方ない。また日本で世界戦がしたいので頑張ります」と語って控え室を後にした。