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ついにメガファイトが実現――5階級制覇の実績を持つWBA、WBC世界ウェルター級、スーパーウェルター級王者フロイド・メイウェザー(37=米)と、6階級制覇を成し遂げているWBO世界ウェルター級王者マニー・パッキャオ(36=比)の対決が5月2日、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われることになった。20日午後、メイウェザーがソーシャル・メディアで契約書にサインしたことをアナウンスしたもの。
フロイド•メイウェザー
計画されては消え、消えては計画されてきたメガファイト。今回こそはという期待のなか、2月に入っても契約のニュースがなかったことで消滅の危機も伝えられたが、やっと本決まりになった。決め手になったのは1月末、両者がバスケットボールの観戦時に偶然会い、直接交渉したことといわれる。
試合は5月2日、ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われる。メイウェザーにとっては07年5月のオスカー・デラ・ホーヤ(米)戦から11戦連続して同一会場での試合となる。パッキャオも08年のデラ・ホーヤ戦や昨年のティモシー・ブラッドリー(米)との2戦などでMGMのリングに上がっている。入場料や契約体重、タイトルの有無などは発表されていないが、報酬分配はメイウェザー6、パッキャオ4の割合になることが確認されている。また、テレビ放送はメイウェザーが契約しているショータイムとパッキャオが契約しているHBOテレビがペイ・パー・ビューで同時中継することになる。ライバルの両局が同じ試合を同時放送するのは02年のレノックス・ルイス(英)対マイク・タイソン(米)の世界ヘビー級タイトルマッチ以来2度目のこととなる。今月24日に38歳の誕生日を迎えるメイウェザーは47戦全勝(26KO)、昨年12月で36歳になったサウスポーのパッキャオは64戦57勝(38KO)5敗2分。オッズは3対1でメイウェザー有利と出ている。遠からず両者揃っての正式発表会見が行われるものと思われる。
なお、メイウェザー対パッキャオの決定によって、同じ5月2日に米国テキサス州で行われる予定だった前WBA、WBC世界スーパーウェルター級王者サウス・アルバレス(メキシコ)対ジェームス・カークランド(米)の試合は、日程を変更することが確実となった。