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明日18日に後楽園ホールで行われる「ダイナミックグローブ」のメインに出場する前東洋太平洋バンタム級王者でIBF世界同級3位の岩佐亮佑(25=セレス)が、都内で前日計量に臨んだ。
気持ちは萎えていない
IBF世界前哨戦と銘打たれていた挑戦者決定戦だったが、対戦相手のIBF世界同級5位セルジオ・ペラレス(米)がスパーリング中に膝を痛め来日不可となり、急遽、フィリピン同級10位のリカルド・ロア(25=比)に変更され、試合は54.5kg契約10回戦で行われることになった。
次に希望を繋げる
落ち着いた表情で姿を見せた岩佐は54.3kgで計量をパスし、決定戦が中止となった心境を語った。「減量に入っていた時に中止と聞いたのでがっかりしたが、こればかりはしょうがない。でも、カバジェロがあんな状況(IBF王者ランディ・カバジェロ/米 ※足首を痛め2/27の初防衛戦が中止)で、決定戦をやらなくても指名があるかもしれない。まわりも色々と動いてくれているそうなので、希望は持っている。神様は見捨てていなかった」。続けて「モチベーションは落ちていない。今回のことで世界を獲るという気持ちが一段と強くなった。明日は圧倒的に勝つ!」と意気込んだ。
ロアはナルバエスのパートナーも務めていた
対し、10日前に対戦を聞かされたという左ファイターのロアは、54.0kgで計量をクリア。昨年末には、井上尚弥(大橋)にベルトを奪われたオマール・ナルバエス(アルゼンチン)のスーパーリング・パートナーも務めていたそうで、「トレーニングは継続していたので大丈夫。コンディションはグッド!」と話した。
今回の件で、岩佐は精神的により強くなったというセレス小林会長は、「技術的に大きく成長した姿を世界ランカー相手に見せられないのは残念だが、調子は相当に良い。(IBFの1位と2位が空位のため)優先権は3位の岩佐にあるので、次はガツンと行きます」と次戦での世界獲りを見据えている。
今回の件で、岩佐は精神的により強くなったというセレス小林会長は、「技術的に大きく成長した姿を世界ランカー相手に見せられないのは残念だが、調子は相当に良い。(IBFの1位と2位が空位のため)優先権は3位の岩佐にあるので、次はガツンと行きます」と次戦での世界獲りを見据えている。