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1年4ヶ月ぶりに後楽園ホールのリングに上がった翁長吾央(大橋)。相手方のセコンドには元2階級制覇王者イラリオ・サパタ氏(56)の姿があった。
翁長が復活
ダウンこそ奪えなかった翁長だが、勝利を印象付けるのには十分な試合運びで、大きな勝ち星をひとつ増やした。現在、IBF世界13位に名を連ねている翁長。元世界ランカーのブレイロール・テラン(ベネズエラ)にランキング復活を許さなかった。
翁長吾央(大橋)
「倒すチャンスは何度もあったのにダメでしたね。上手くかわされました。悔しいですね」と反省の弁が口をついた翁長。右目上を大きくカットしたが、応急処置を終えて会場に戻ると多くのファンに労いの声を掛けられていた。
ブレイロール・テラン
この試合に掛ける気持ちは翁長に勝とも劣らず。世界ランキング奪還のチャンスをのがしたブレイロール・テランは「パンチ力は感じなかった。並の選手だと思う」と、拳を交えた翁長の印象を口にすると、うっすら涙を浮かべて早々と会場を後にした。