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WBO・IBF世界ミニマム級統一王者の高山勝成(31=仲里)が28日、所属する仲里ジムで今年最初の練習を公開した。試合後は夢の4冠達成の余韻に浸る暇もなく、年明け早々から昨年入学した名古屋市内の菊華高等学校の授業に出席していた高山は「そろそろボクサー高山にスイッチを切り替えます」と本格的な練習を始めた。
ちょっとふっくら?
練習前に会見に臨んだ高山は「大晦日の試合まではボクサー高山で1月1日から昨日までは学生高山でした、今日からは勉学もやりながらボクサー高山でいきます」と笑顔で語った。大晦日の大一番に対し「プラン通りの戦いでした。4回まではどちらも頭が低いのでバッティングなどで試合が無効になるのを恐れて自制心を保つのが大変でした。大平選手は、初回から全て100%できていたのもわかっていましたし、パンチの強さ、軌道は把握できていました。中盤に入って僕のボディが思いの外効いていたので、7回一気に決めようと思って7割の力で相手に付け入る隙を与えないように、パンチをまとめられた」と会心の勝利を振り返った。
今後については「この階級でやり残したことがあるとすれば、WBAは暫定なのでこれを正規にしたい気持ちはあります。まあ、(ヘッケイ)バドラー選手(南ア)が2月の試合に勝たないことには話にならないので、それを待ちます。それが叶わないのであれば、階級を上げることも考えています」とさらなる飛躍を誓った。
今後については「この階級でやり残したことがあるとすれば、WBAは暫定なのでこれを正規にしたい気持ちはあります。まあ、(ヘッケイ)バドラー選手(南ア)が2月の試合に勝たないことには話にならないので、それを待ちます。それが叶わないのであれば、階級を上げることも考えています」とさらなる飛躍を誓った。
中出博啓トレーナー
会見に同席した中出博啓トレーナーは「複数のプランで、同時進行しながら状況を見て、最善の策を取りたいと思います。実際動いているのは、高山の希望通り、WBAをアメリカでということになっていますが、何も決まっていない状態ですね」とこれからのプランを明かし「高山も、俺も、強い相手でビックマッチが組めるなら、だれでもやりますよ」と意気込みをみせ会見を終えた。
さらなる飛躍を誓う