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昨年大晦日、東京・大田区総合体育館で初防衛に成功したWBA世界スーパーフライ級王者の河野公平(34=ワタナベ)が19日、報道陣を集め都内の所属ジムで20日ぶりのジムワークを開始した。
練習前の会見
昨年3月にWBA王座に返り咲いた河野は、前回は逃した初防衛だけに喜びもひとしお。挑戦者ノルベルト・ヒメネス(ドミニカ共和国)を攻めきることは出来なかったが、「次にやれば普通に勝てる」と話し、成長の糧になる試合だったと振り返った。
喜びで疲れたと渡辺会長
今後について渡辺均会長はまったくの未定としたが、取材陣からWBO世界同級王座を獲得した井上尚弥(大橋)、一連の騒動により指名試合が実現しなかった亀田興毅の名前が挙がると、「勝ち続けていけばぶつかる可能性はある」と述べ、前WBC世界同級王者の八重樫東(大橋)もその中の一人だとした。これに河野は「決められた試合をするだけ」としたが、名のあるボクサーが挙がるだけでも燃えてくると目を輝かせた。
会長は初心を忘れずにとも
年始は挨拶周りと忙しい日々を過ごした河野だが、ロードワークはすでに正月から再開。試合で負った右目上の怪我が癒えたばかりで本格始動はまだだが、十分な休養も取り、練習初日ながらキレのある動きをみせた。
今年の目標は勝ち残ること
今年でデビューから15年。次で40戦目を迎える河野は、「ここまで来られるとは思っていなかった。悔しい日々も過ごしたが、いつかは世界と思い先輩たちの背中を追った」と振り返り、3度もの世界戦のチャンスを与えてくれたジムにあらためて感謝した。
そして次なる挑戦へ!
常に摂生を心がけ、ジム生え抜きの中で頂点に登りつめた河野。34歳の挑戦は、これからピークを迎えそうだ。