試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
日本最速での2階級制覇を成し遂げ、2014年度年間表彰でMVPを含む3冠に輝いたWBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(21=大橋)が8日、弟・拓真とともにジムでの練習初めを報道陣に公開した。
※写真は後程掲載。
※写真は後程掲載。
練習前の会見
まず、練習前の会見で大橋秀行会長は、年末のオマール・ナルバエス(アルゼンチン)戦が海外で高く評価されていることを上げ、海外サイトでは名だたる選手を抑えてMVPに選ばれたことを「これは自分の想像以上」と喜んだ。
練習の成果がそのまま出たと父・真吾氏
これに井上も「今まで練習してきた結果が出せ、それが認められた。これからも頑張っていきたい」と笑顔を見せたが、加えて「注目されることは嬉しいが、まだまだ足りないものは多い。海外にはまだ良い選手がいるし、これからです」と更なる精進を誓った。
正月はゆっくり出来たと井上兄弟
2015年は井上家恒例の行事、元旦ロードワークで幕を切った井上だが、空いた時間はゆっくり出来たと話し、正月に親戚らが集まった際には、その反響の大きさに驚いたと話した。
初防衛戦は春ごろ
次戦について大橋会長は、ナルバエス陣営のオプションの問題もあり、全くの未定としたが、春ごろの防衛戦を希望。このプランを元にトレーナーの父・真吾氏は、1〜2月の中旬までは走り込みとフィジカル中心の練習メニューを課し、徐々に上げていく考えだ。
今年の抱負とともに
昨年は怪物ぶりをまざまざと見せつけた井上。今年は防衛ロードの年と位置づけ、「挑戦者の気持ちを忘れずにやっていきたい」と気を引き締めた。