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昨年12月30日に井上尚弥(21=大橋)に2回KO負けを喫し、11度防衛したWBO世界スーパーフライ級王座を失ったオマール・ナルバエス(39=亜)がアルゼンチンに帰国後、「あの試合は私のキャリアの終わりを意味するものではない」と話し、現役続行の意思があることを明かしている。
フィニッシュの直前シーン
30日の試合でナルバエスは試合開始から30秒ほどでアマ、プロ通じて初のダウンを喫し、その後も3度のダウンを追加されて王座を失った。試合後は井上の破格のパワーに関して、ブレーンが「井上はグローブに何か異物を入れているのに違いない」とクレームをつけたほどだった。試合直後、異物混入の形跡がないことを確認した陣営は21歳の怪物の強さを認めざるを得なかったという逸話が残った。39歳という年齢から考えて引退も噂されたナルバエスだが「あの敗戦は私のキャリアの終わりを意味するものではない。私はいまも強くて意欲的だと感じている。王座返り咲きを目指すよ」と、現役続行を宣言している。井上との試合に関しては「試合の2日前にはスムーズに体重も落ちていたし、技術的にも問題はなかった。ただ、彼のパワーには驚かされた。あれほど強いとは思っていなかったからね。彼は爆発的な破壊力を持った選手で、将来が楽しみだよ」と話し、新王者にエールを送っている。
復活宣言