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昨夜、東京体育館開催の「2014 SUPER BOXEO」トリプル世界戦の先陣を切り、WBC世界ライト級王座決定戦に臨んだ同級1位のホルヘ・リナレス(29=帝拳)は、同級2位ハビエル・プリエト(27=メキシコ)を前日計量の「5ラウンドまでに倒すかも」の予告どおり、4ラウンドに右ストレートをクリーンヒットさせノックアウト。悲願の3階級制覇を達成した。
一夜明けた31日、リナレスは同門でプロ6戦目に勝利した村田諒太(28)とともに、都内のジムで喜びの会見を開いた。
一夜明けた31日、リナレスは同門でプロ6戦目に勝利した村田諒太(28)とともに、都内のジムで喜びの会見を開いた。
一夜明け会見
試合を振り返ったリナレスは「素晴らしい試合で素晴らしいKO!右は狙っていたが、KOは考えていなかったよ。3階級制覇は気持ちがいいね」と上機嫌。村田も「改善すべき点はあるが、プロになって初めて練習と試合が繋がった。10ラウンド戦えたことで満点」と笑顔を見せた。また、試合中のバッティングで左目上と下を5針ずつ縫ったことを明かした。「子供にパンチで怪我をしたと思われたので、パンチじゃねえよって本気で反論しました」。笑いを誘った村田は、課題について「打ち方など、試合中に考えながら試すことはできたが、まだまだ攻撃の組み立て、バリエーションが必要」と話し、しっかり前を向いた。
仲のいい二人
二人を指導する田中繊大トレーナーは「リナレスはよく落ち着いていた。村田は今回、初めて指導をしたが、冷静な良い選手」と評価。これに村田は「セコンドと日本語で会話できることが良いですね。一歩一歩、力を上げていきたい」と抱負を語った。
今後について浜田剛史代表は「リナレス、村田とも次戦はアメリカで試合をさせる方向で動いている」とし、時期は春ごろになる予定。村田は怪我が治りしだい、年明け10日ごろから練習を再開する。
今後について浜田剛史代表は「リナレス、村田とも次戦はアメリカで試合をさせる方向で動いている」とし、時期は春ごろになる予定。村田は怪我が治りしだい、年明け10日ごろから練習を再開する。