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東洋太平洋スーパーミドル級王者の清田祐三(フラッシュ赤羽)が9日、アブハイ・チャンド(フィジー)を挑戦者に迎え、約一年ぶりの防衛戦に臨んだ。
いよいよ始まった重量級国内線戦、師走の陣‼清田の拳は唸ったかー。
いよいよ始まった重量級国内線戦、師走の陣‼清田の拳は唸ったかー。
戦意喪失となったローブロー
ゆっく相手の出方を見た両者。手数が少なく、初回はレフェリーがファイトを促す場面もあった。挑戦者の戦意を喪失させたのは4回。清田がローブローで1点減点されたシーン。転げ回ったチャンドは試合を続けるのを拒んでみせた。試合は継続されたが、5回、清田の左ジャブにチャンドはダウン。テンカウントとなった。
チャンド
「ローブローが二回もあった。もう一度やりたい。今回は準備に一ヶ月しかなかったが、二ヶ月あれば清田を倒せる。もう一度やりたい」と控え室に戻ったチャンドはローブローに対して、怒りを露わにした。
清田祐三陣営
フラッシュ赤羽ジムの川島勝会長は「なかなか試合が決まらなくてね。次のマッチメークで挽回したい。ちょっとお粗末な試合で申し訳ない。もう一度世界挑戦するのが目標だから」と世界挑戦に限らず、アジアでスーパーミドル級の対戦相手を探すことの大変さを語った。
清田祐三、頑張れ!
8月6日に入籍していたことを明かした清田だが、体のキレが落ちていることを指摘されたことに「減量とコンディション作りがうまくいかず、モチベーションが上がらないのが課題」と現在の心境を語った。不完全燃焼を悔やむ清田に必要なのは、腕試しができる相手ではー。