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3日前に米国イリノイ州シカゴで暫定王者アレハンドロ・エルナンデス(28=メキシコ)に12回判定勝ちを収めたWBO世界バンタム級王者、亀田和毅(23)が4日に帰国し、本日5日に都内のジムで会見を開いた。
次はビッグマッチー?
試合で負傷した左目上の傷と腫れを隠すかのようにサングラスを着用したままで会見に臨んだ和毅。ベルトを前に置いたV3王者は「まずは率直に勝利を収めることができてホッとしている。試合内容に関しては、試合途中からアメリカのボクシングファンの目線を強く気にし過ぎて自分のボクシングが崩れてしまったことと、ボクシング人生で初めて左目の上部分のカットをし、一時的に視界が白くぼやけ、動揺をしたところがあったのが反省点だった」と試合を振り返った。そして「結果的にとても良い経験になった」と大きな収穫も得た様子だった。次の試合は、11月22日に5度目の防衛戦を控えるWBA同級王者ジェイミー・マクドネル(英)との統一戦の話が出ている。「自分の目標は4団体すべてのベルトを取ること。強い相手と戦い最強であることを世界にアピールしたい。代理人アル・ヘイモン氏には『強いヤツとなら誰とでも戦う』と伝えてある」と、気の強い一面と揺るぎない自信みせた。今後は疲れとダメージを抜くためしばらく休養をとる予定だが、「これからはビッグマッチが多くなるので、年に2試合くらいのペースかな。まずはゆっくり休んでから次の試合に向けて練習を開始していきたい」と、31戦全勝(19KO)の23歳は早くも先を見据えていた。