試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
「中京の怪物」田中恒成(19=畑中)のタイトル挑戦が決まった。田中は10月30日(木)、後楽園ホールで開催されるOPBF東洋太平洋ミニムマ級タイトルマッチで王者の原隆二(24=大橋)に挑戦する。
獲れば5戦目での世界も見えてくる
田中はアマチュア高校4冠の実績を引っさげ、昨年11月にプロデビュー。初戦でいきなり世界ランカーを破り、ここまで3連勝中だ。世界ランクはWBA12位、OPBFで1位となり、今年3月に王座決定戦を制し、OPBFミニマム級新王者となった原の指名挑戦権を得た。田中が勝てば、原の同門でWBC世界ライトフライ級王者、井上尚弥(21)に並ぶ4戦目でのタイトル獲得となる。
今年3月のドニー・マバオとの決定戦
一方の原もここまで18戦全勝(10KO)と負けなし。日本王座を返上し2冠を獲得した原は、世界ランクでもWBA4位、WBC5位、WBO2位、IBF4位と4団体すべてで射程圏内につける。このところ以前のような精彩さは見られないが、ここでミニマム級の新星を退け、一気に世界へと弾みをつけたいところだ。