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9月5日にWBC世界フライ級王者・八重樫東(大橋)と対決するローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が25日、帝拳ジムで公開練習を行なった。
練習前の会見
気候に慣れるために早く日本に来たというロマゴンは「特に特別なことはしていないが、ハードな練習を積んできました。9月5日、神様が赦せば私の手が挙がる試合をしたいと思う。刺すようなパンチをお見せします。勝つために日本に来たし、最高のコンディションで来ました。皆さんが満足するような試合をしたいと思います。試合というより戦争をお見せします」と落ち着いた様子で話した。
松本トレ「好戦的に来るでしょうね」
王者・八重樫東について「八重樫はとても良いチャンピオンだと思っているし、人間性も含め全てリスペクトしています」と話したロマゴンだったが、「リングの上では、それはなくなります」と不敵な笑みをみせた。
手の内は明かさず
公開練習では、フィリピン・スーパーフライ級10位のゲルポール・バレロと2ラウンドのスパーを行なったが、ロマゴンの手数は無くパンチをかわしながらリング内をサークルした。それでも、サンドバッグ打ちになると軽快なステップでパンチを繰り出し、大量の汗を流しながらパンチングボールを叩いていた。
こちらが挑戦者の気持ち
ローマン・ゴンサレスを「ボクシング界のヒクソン・グレイシー」と例えた大橋秀行会長は、「弱点を見つけたと言いたいが、無いですね。当日、体調を崩すとかしか見つからない。それよりも当日は絶好調の万全で来てもらって、八重樫にとって最高のチャレンジとなる試合になってほしい。最高の相手と戦えて、八重樫も幸せだと思います。私も幸せだし、こんなに緊張感をもったのは初めて。こちらが挑戦者の気分になっています。彼は、現在のリカルド・ロペスを狙っていると思うが、なんとか阻止したいですね」と一段と顔を引き締めた。
アミーゴ