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メキシコの首都メキシコ・シティで28日(日本時間29日)、WBA(世界ボクシング協会)正規王者カルロス・カニサレス(28=ベネズエラ)vsWBA同級10位エステバン・ベルムデス(メキシコ)戦が決行された。2年ぶりにアウェイのリングでV3を狙うカニサレスに波乱の試合展開が待っていた。
バルムデスがKOで新王者
初のメキシコでの試合となるカニサレスは、初回に左フックで先制攻撃するも、ラウンド終了間際にバルムデスの右フックで足を泳がせた。その後も、挑戦者がロープ側に追い込み右フックで襲いかかれば、カニサレスも細かくパンチをまとめて対抗していった。そして6回、バルムデスが再三当ててきた右オーバーハンドを決めてダウンを演出。ダメージの濃いカニサレスだったがなんとか立ち上がり再開するも、再びバルムデスが豪快な右を浴びせて倒すとレフェリーは試合をストップ。バルムデスが6回2分36秒KO勝利で世界王座初載冠を果たした。
番狂わせで新王者に輝いたバルムデスの戦績は19戦14勝(10KO)3敗2分。3度目の防衛に失敗したカニサレスは24戦22勝(17KO)1敗1分とした。
番狂わせで新王者に輝いたバルムデスの戦績は19戦14勝(10KO)3敗2分。3度目の防衛に失敗したカニサレスは24戦22勝(17KO)1敗1分とした。