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WBA世界ライトフライ級スーパーチャンピオンの京口紘人(28=ワタナベ)が30日、WBA王座統一戦が行われるメキシコに向かうため、小林尚睦トレーナーと深町信治マネージャーと共に成田空港を飛び立った。京口らは、米国ダラス経由で試合が行われるメキシコのグアダラハラに入る。
WBAレギュラーチャンピオンのエステバン・ベルムデス(26=メキシコ)とのWBA王座統一決戦は、日本時間の6月11日(土)にDAZNでライブ配信が予定されている。
ライトフライ級に転級以降、今回の試合が6試合目となる京口だが、会場は全て違う。この階級の初戦は後楽園ホール。世界挑戦は中国マカオ。初防衛戦は千葉・幕張メッセ。2度目の防衛戦は地元のエディオンアリーナ大阪。3度目の防衛戦は米国ダラス。そして、今回はメキシコのグアダラハラだ。
先週の金曜日にスパーリングを打ち上げた京口。今回の試合に向けて、トータルで112ラウンド消化した。今後は、メキシコで最終調整に入るが、「コンディションをベストに整えないと、試合で練習してきたことを発揮できない。体重を落とすことと疲れを残さないこと。現地で出来れば3ラウンドくらいスパーリングをしたい。リミットまで5kgです」と、調整が上手くいったことを伝えた。
現地では、2箇所のジムの他にサウル・カネロ・アルバレス(31=メキシコ)がロードワークを行なっている森を走るなどして、暑さ対策をしながらコンディショニングを行う。深町マネージャーからは「ジムにはライトフライ級の選手もいる」と伝えられた。
どこで戦っても勝つ!
アウェイでの戦いとなるが、「敵地で勝つことに価値が生まれる。どこで戦っても勝つっていうプライドを持って戦いたい」と、スーパーチャンピオンの覚悟と自覚を口にした。