京口紘人は高地トレでメキシコ戦対策!

　WBA世界ライトフライ級スーパーチャンピオンの京口紘人(28=ワタナベ)が23日、オンライン取材に応じた。既報の通り、レギュラーチャンピオンのエステバン・ベルムデス(26=メキシコ)とのWBA王座統一戦の開催地が、当初予定していたメキシコの首都メキシコシティよりも標高の低いグアダラハラに変更なったため、出発を遅らせることを発表した。ただ、以前、ボクシングモバイルの電話取材でも「標高は低くなって良かったが、それでも1500mあるので引き続き高地トレーニングはしていきたい」と、京口が話した通り、現在も高地トレーニングは続けている。

　6月10日※日本時間の11日(土)に開催される試合は、WBA(世界ボクシング協会)内の王座統一戦。世界チャンピオンよりも上位にスーパーチャンピオン、同じく下に暫定チャンピオンを認定するなどして、結果的に各階級に複数の”チャンピオン”を乱立させてきたWBAだが、昨年より1階級1チャンピオンという原点回帰を目指して、ほぼ全ての階級で王座統一戦を指令して、チャンピオンの数を減らしてきた。

　ボクシングモバイルでは、スーパーチャンピオンのことは、「スーパー王者」と表記することもしばしばあった。レギュラーチャンピオンと呼ばれるチャンピオンのことは、「暫定王者」と差別化するために「正規王者」と訳してきたが、各階級1チャンピオンとなれば、最上位のチャンピオンとして、単純に「世界王者」または、「世界チャンピオン」と表記できるので、��世界チャンピオン�°梃�紘人(ワタナベ)の凱旋を期待している。